「いい音楽」との出会い方~リアル編~つづき
○人から訊く
友人、何か音楽系のイベントで知り合った人、
職場で知り合った人、ショップ店員さんなど、
とにかく音楽が好きそうな人がいたらとりあえず好きなアーティストや今ハマっている音楽があるか訊いてみる。
ぶっちゃけネットで探すことと比べると、自分の好みにマッチしたものと出会える可能性は低い(笑)
ただ、結果的に直接その相手から気に入る音楽を訊けなかったとしても、
普段自分の接していない音楽に触れることはムダではないと思う。
好みに合わなかったなら合わなかったで、それなら自分は実際どういった音楽を求めているのか?
といったものがより絞れて見つけやすくなるかもしれないし、
ようは自分のアンテナの感度を高めていくことが大事かと思う。
知っている領域が広まっていくほど気に入る音楽を見つけやすくなるというのは
なんとなく想像出来るのではないだろうか?
少し勇気はいるが、レコード屋の主人やCDショップの店員など、
仕事で音楽に携わっている人に訊ねてみるのは堅い。
なにしろ日頃から膨大な数の音楽と接している訳なので、
それはそれはいい音楽をたくさん知っている。
レコード屋の主人ならほぼいつでも暇しているのでw、
自分の好きな作品を置いているならそれをきっかけにオススメを訊いたり、
店内でかかっている音楽が気になったら「これ誰ですか?」と
思い切って話しかけてみよう。
愛想のいい主人、ややぶっきらぼうな主人とそれぞれだが、
基本音楽が好きで仕事している訳なので質問されたら嬉しいだろうし
大体好意的に教えてくれるはずだ。
(僕はレコ屋のご主人キッカケでブラジル音楽を聴き始めることになった)
CDショップは、ポップを手書きで書いているような店の店員さんなら訊いてOKだろうと思う。
タワーレコードではジャンル毎に担当が分かれていて(小規模の店はそうでないかもしれないが)、
僕は何か問い合わせをしたとき、対応してくれた方に「最近なにかいい音楽ありますか?」とついでに訊ねたりしている(店内放送でかかっているCDのコーナーを尋ねた時など)。
やはり音楽が好きだからこそ働いている訳で、快く何かを教えてくれる。
色々聴いているだけのことはあり、大体自分の知らないアーティストの名前をいくつか聞ける。
ーとなればまた自分の領域を広めるチャンスとなる訳だ。
ややハードルは上がるかもしれないが、
ふとしたタイミングにひと声かけるだけで想像していなかったようないい音楽と出会えるかも知れない。
こういった機会を増やしていけばあなたの音楽ライフはより充実したものになっていく筈だ。
参考にしてみて欲しい。